こんにちは!
夏本番の暑さですね。
そんな私のこの夏は、
“自由研究”モード。
体験から学ぶだけでなく、
考察や振り返りを大切に過ごしています。

そんな流れでご紹介したい
タイトルの「(誰かの)靴を履く」
英語ではput someone’s shoes on
と訳します。
今日は、ある人の「靴」を
見つけた先で生まれた
対話をお届けします。
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相手の靴を履いて、
その景色を眺めてみる。
転じて
「誰かの靴を履く」とは
「その人の立場になって考えてみる」
という意味になります。
この言葉はイギリスで
ダンスセラピーの勉強を
していた時に出会った言葉です。
迷ったり、
相手をもっと知りたいときに、
私を助けてくれる
魔法のフレーズです。
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先日、東京2025デフリンピックの
100日前を記念した
イベントに足を運びました。

ここでろうの大学生たちとの
新たな出会いがありました。
デフリンピックを控え、
手話を身近に知ってもらう
活動をしています。
Cheer up for deaf sportsの活動を知りたい方はこちら
手話でのプレゼンをするその姿
そして表情はキラキラしていました。
そして、なんと!
まだ手話初心者の私にも
丁寧に話しかけてくれたのです。
私はろう文化や手話についての
本を読んでいること、
そして手話やダンスについて
思うことを話しました。
ダンスも手話も身体を動かす、
という部分では共通している。
でも、手話は”言語”だよね!
そう伝えた瞬間、1人の大学生の目が
ぱっと見開かれました。
「すごい!そのことをもっと
聴者のみんなに伝えてください!」
その反応をもらったとき、
「私は今、彼女の靴を履いている」と
感じたのです。
まだ学びの途中にいる
私にできることは、
ろうの世界に飛び込み、
彼女たちの靴を履くこと。
その靴で立ち、
見える景色を全身で感じて、
自分の言葉で、
外の世界に伝えていくことです。
それは、対話のベースとなる
“一歩”を歩み出すことにもなりました。
「誰かの靴を履く」ーこれは、
特別なスキルがなくても
できることです。
どうやってその靴を履くのか…?
まずはその人に
会いに行きましょう。
会えなければ、メールや
メッセージでも構いません。
そして少しずつ
距離を縮めてみてください。
それが、靴を履く第一歩です。
さぁ、あなたは今、
誰の靴を履きたいですか?
夏は、普段と違う場所や
人に出会える絶好の季節です。
新しい靴との出会いが、
あなたをどこか素晴らしい世界へ
連れて行ってくれるかもしれません。
皆さんが、この夏に
新たな靴を見つけられることを
願っています。
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さて!手話でも伝える
「あやかダンス」のプロジェクトですが、
名前を改名しました!
聞こえる/ 聞こえない世界の間で踊る
「あやかダンス部」です。
仲間が集まってきた今、
一緒にベースを作りながら
ダンスを楽しむ場を作りたいと思っています。
次回は9月となります!
クラス詳細の記事は下のチラシをクリック↓
そして!
次のクラスが待ちきれない方!
ぜひLINEオープンチャット
「手話仲間とあやかダンス部」にご登録くださいね。
オープンチャットグループはこちら
お待ちしております!



