こんにちは!
インド体験を綴った記事も
一旦ここで最終回です。
今回は、市街地であった、
ある一場面について
シェアしたいと思います。
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滞在中は、
街中やマーケットに出かけました。
とりわけ印象的だったのは、
人々と動物。
日常の風景として、
犬だけでなく、
猿や牛が街中を歩いている。

無防備
一緒に写真を撮りたいと言われ、
声をかけられるのは自然なこと。
日本ではなかなか体験できない
インドの「当たり前」に遭遇しました。
一方で、心を痛めるような
出来事もありました。
マーケットや道端で会う
子どもたちの声かけです。
その中の1つは
アルティ(火の儀式)にて、
神聖なる雰囲気に
感動を覚えた直後でした。
「Money Money」と
子どもたちがついてきました。
子どもたちもお花を売ったり、
Tikkaを額につける
お役目を担っていたようです。
彼らなりのシステムを
把握しきれず、、、
結局、現地のスタッフさんに
状況を整理してもらって、
一部の子どもにお金を渡しました。
この出来事だけで、
インド全体のことを
語ることはできませんが、
その小さな体で、
大人のように役割を
果たそうとしていた姿が
忘れられません。
アルティでは
火を掲げてお祈りを捧げる
ような動きとともに、
人々の歌声が
心地よく残っています。

ですが事態は一変。
その直後、子どもたちに対して
その場にいることが精一杯。
何が正解だったのか、
正直なところ、今でもわかりません。

ガンジス川の流れがとにかく早い
その後、帰国の日まで、
自分のことについても
考える日々が続きました。
旅行中はうまく言葉にしたり
行動に移せないと
感じた瞬間もあったけれど、
せめて誠実に
向き合いたいと思いました。
悩んだ末、
私自身、そして
読んでくださる
皆さんもできることは
今をできるだけ
丁寧に生きること
ではないかと思います。
帰国後、様々な
生徒さんたちと再会しました。
目の前にいる人
ついてきてくれる人を
大切にすることで
インド訪問ができた喜びを
言葉にせずとも
伝わっていることを願います。
この丁寧さが
誠実さに変わると信じて。
インドで直面した現実や
「当たり前」は
本当にパワフルでした。
自分の無力さや弱さに
腹立たしくなることも。
それでも誠実に向き合おうと
する気持ちが大切ではないか?
私はこの旅で得られたことを、
ダンスや絵として、残しました。
言葉にできなくても
自分に誠実でいられる表現です。
だからこそ私にとって、
ダンスやアートは
“言葉にできない誠実さ”を映す場所。
学びや気づきは絶えないのですが、
また折を見て、お伝えします。
旅行記としては、
一旦ここまで。
お読みいただき、
ありがとうございました!
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