こんにちは。
ブログコーナーまで来てくださって
ありがとうございます。

 

 

 

さて、この時期は個人的に
「原点に戻る」ことを大切にしています。

 

 

 

今の私にとって、
手話仲間の輪に入るたびに感じるのは、
まさに「国内手話留学」のような
異文化交流の時間です。

 

 

新しい言語や価値観に触れるたび、
英国で過ごしていた頃の
初心へと戻っていきます。

 

 

そんな流れの中で生まれたのが、
「手話仲間とあやかダンス」でした。

 

 

ろう者も聴者も、
笑って共存できる空間が、
ダンスを通して実現したのです。

 

 

今回は、その誕生前夜と、
始まりの一歩についてお話しします。

 

 

**********

 

 

ある日、手話仲間の集まりに
参加したときのこと。

 

 

 

人工内耳をつけている、
いっしーさんが突然こう叫びました。

 

 

あやかさん!
ダンスを教えてほしい〜!

 

 

まわりの皆さんも、
「やってみたい!」「興味ある!」と
次々に声をあげてくれました。

 

 

ダンスを指導してきた私にとって、
それはまさにチャンス。

 

 

でも、ふと不安がよぎります。

 

 

「今の私の手話レベルだと、
ちゃんと伝えきれないかもしれません。

 

誰かのサポートが必要じゃないですか?」

 

 

そのとき、
いっしーさんから返ってきたのは、
意外な言葉でした。

 

 

なんとかなるんじゃない?
あやかさんには
“伝えたい”って気持ちがあるんだから。

 

 

伝えたい気持ちが、
私にとっての
始まりの一歩になりました。

 

 

いっしーの一言で行動に移す勇気が湧きました!

 

 

聞こえる・聞こえないに関係なく、
ダンスでその人の魅力を引き出す。

 

 

それが、私の
大切にしてきたことであり、
今皆さんに伝えたいことです。

 

 

そしてその感覚は、
「手話仲間とあやかダンス」の初回から、
確かに戻ってきていました。

 

 

音に頼らずに、
表情や手の動きから
自然にやりとりを交わす
聞こえない方たちの姿に、

 

 

私はどんどん
惹き込まれていきました。

 

 

とにかくノリがいい!しかしそれだけではない

 

 

 

取り組む姿勢や表情——
その人らしさのすべてが
ダンスになって、

私に伝わってきます。

 

 

 

私にとって、ダンスは
生まれたときから
共にある「言語」です。

 

 

 

最近、「手話はいのち」という
表現に出会いました。

 

 

 

その言葉を借りるなら、
ダンスという言語を通じて、
手話の「いのち」に触れる
チャンスを頂いたと思っています。

 

 

 

参加者それぞれの持つ良さを、
言葉だけでなく、できれば手話でも
もっと語りたい。

 

 

 

最初の一歩を教えてくれた
仲間たちへの恩返しをしたい。

 

 

 

いつか、それぞれの魅力が響き合う舞台を
本気でつくることが、一つの夢です。

 

 

 

始まりの一歩を与えられて以来、
今、「伝える」という
新しいミッションへとつながっています。

 

 

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言葉の壁を乗り越えて
純粋にダンスの楽しさを伝えています。

 

 

 

「手話仲間とあやかダンス」
ダンスをしてみたい、ダンスが好きな方
ぜひ一緒に踊りませんか?

 

 

 

 

 

詳細は下記のリンクから⬇️

 

7月の「手話仲間とあやかダンス」こちら

8月の「手話仲間とあやかダンス」こちら

 

 

お待ちしています♪

 

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