こんにちは!

今回タイトルに使用した言葉、
アクセシビリティというのは
誰もが舞台を楽しむための工夫のことです。

 

「鑑賞サポート」という言葉なら
イメージしやすいかもしれません。

 

そのアクセシビリティが
身近に感じられたことを、今回お話します。

 

*****

観劇サポートを長らく提供している
サービスの1つが
歌舞伎座のイヤホンガイドです。

 

今回演目の内容に追いつくため、
利用させていただきました。

 

イヤホンガイドの内容は、
あらすじや登場人物の説明だけではなく、
役者の豆知識まで紹介されます。

 

その結果として、思いがけず
母との会話が大いに盛り上がりました。

 

私のダンスのルーツにもつながる、
母の舞踊の先生の話にまで
広がっていきました。

 

けれど、それでもなお
まだ十分に情報が行き届いていない
人たちがいます。

 

某会場で初対面を果たした
耳が聞こえない歌舞伎ファン男子、
ハヤブサさんによると…

 

字幕タブレットでは、
舞台上でのセリフは表示されますが、

 

効果音の解説や役者に関する豆知識は
含まれていないそうです。

 

母と話が盛り上がった理由の一つは、
単に舞台内容を理解できたことではなく、

 

「演目をどう楽しむか」という視点や、
もっと知りたくなるような情報が共有できたから。

 

イヤホンガイドは、観劇体験を
”拡張”してくれるツールになったのです。

 

それを手話で共有しながら
語り合いたいのは私も同じです。

 

同じスタートラインに立ち、
同じ情報を共有できれば
共感の深さも揃っていきます。

 

誰もが舞台に求めているのは
「ライブ感」

 

お客さんが会場に足を運ぶ理由の1つは
その瞬間の感動を分かち合うため。

 

アクセシビリティは「特別な配慮」ではなく、
同じ瞬間を生きているという体験を、
豊かに感じるための土台なのだと感じました。

 

そしてそれは
演者や作り手も、同じゴールであるはずです。

 

多くの舞台作品は
聴者の文化の中で発展してきました。

 

効果音の意味の共有など、
まだまだ工夫できる余地があります。

 

私自身、アクセシビリティを学ぶ前は、
「特別な人のためのもの」と思っていました。

 

けれど実際は、
母との会話を豊かにしてくれる
ツールにもなったのです。

 

ろう文化の目は、
舞台の何を捉えているのか。

 

どこまで同じ瞬間を
共感できるモーメントを増やせるのか。

 

歩み寄るほどに、可能性が大きく
広がってるように感じています。

 

アクセシビリティの考え方も広まって、
より臨場感と感動をを分かち合える喜びが
広がることを願っています。

 

*****

 

ろうの世界を学ばせてもらいながら、
プログラム準備をしています。

 

3月のあやかダンス部
クラス詳細が公開になりました!

 

近日詳細情報ページがアップデートの予定です♪
一足早く、チラシをご案内します。

 

 

次回、2月28日(土)は
13:15の回を開催します!(※手話通訳はつきません)

詳細のページはこちら

 

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